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第5シーズンを振り返る

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●レギュラーメンバーについて
これまで単発で3回ほど出演のウィリアム・ブライアントがマッコールとして加わった。しかし終ってみると全25話中、出演は6回だけだった。全体として出演者数を減らす傾向が強まった感じもしたが、ヘンリーやサンダース一人だけというエピソードは第4シーズン(ヘンリー4回、サンダース3回)の方が多かった。
 ・ヘンリーのみ:146「墓の中」 ・サンダースのみ:145「恥知らず」、ほぼ一人:135「7日間の休暇」
替わりにカービーやリトルジョン主演作が登場。
 ・カービーのみ:148「怪しい兵隊」 ・ほぼリトルジョンのみ:143「みなしご達」
全員の出演回数を見てみるとカービーがまたしても18回と多く、他は13〜16回。毎回誰かが休みを取っているようだが全員(マッコール除く)出演も(130)(149)(151)の3話あった。

●ストーリーのねた切れ感
ノルマンディー上陸以降の西部戦線の経緯は、フランスからベルギー、そしてドイツ本土と局面が変化していったが、コンバットではずっとフランス国内という設定のままだった。実際は三ヶ月程度の期間(「第2シーズンを振り返る」参照)で152話作ったのだからかなり無理もあり、同じねたの作り替えも(第4シーズン同様)感じられた。そこで第5シーズンではカービーやリトルジョン主役作品や、サンダースのラブシーン(135「7日間の休暇」)などの冒険に及んだのだと思う。しかしそれでも限界があったのか、他のシーズンに比べ作品数自体が少なくなっている。
第1〜4シーズン:各31〜32話、第5シーズン:25話。

●情景の平凡さ
第5シーズンはねた切れ感に加え情景描写の変化に乏しい感じがぬぐえません。
森林地帯、草原、湖畔、丘やちょっとした小山をひたすら移動。そして農家や一軒屋にたどり着き小休止や戦闘の発生。このパターンがあまりにも多い気がしたので調べてみると…。
全25話中このパターンが10話。家の代わりにトーチカ(弾薬庫、廃船)などのケース4話。さらに特に建物のないもの4話。計18話です。しかもこの18話というのは昼間の行動が中心でいつもいい天気。だからなんとなく同じシーンをしょっちゅう見せられてる感じになったんですね。第1シーズンから使っていた村のセットは(140)(147)の2話、ラストシーンのみ使用で(139)の1話。夜間シーン中心は(132)のみ。そのほか戦車やハーフトラックの登場も少なく、歩兵中心の似たような戦闘が繰り返しでした。

●格段に増えたドイツ兵戦死者数
これまでの4シーズンすべてを通してドイツ兵の戦死20名以上はわずか6話。そのうち「停車場の三日間」は30名超えですが、前後編ものなので1話にしたら20以下です。それに対し第5シーズンは20〜29名が6話、30名超えが3話で合計9話。第5シーズンのカラー化に次ぐ大きな変化は、ドイツ兵戦死者の増加=アクションシーンの拡大といえます。

というわけで私の星取り表集計を振り返ってみると
★9 (140)もう帰ってこない
★8 (128)長い苦しい道、(129)ならず者部隊、(130)生きている限り、(145)恥知らず
★7 (137)野良犬、(139)18対4
悪口書いたわりには高点数ですが、戦闘シーン拡大による迫力度で稼いだ作品がけっこうあります。

●主なゲストスター〜再出演が目立つ
(128) ウォーレン・スティーブンス
(134) サル・ミネオ (76)軍曹が死んだ、(121)謎の兵隊
(136・151) ロバート・デュバル (80)静かなる戦い
(137・142) クロード・エイキンス (122)第9捕虜収容所
(140) テリー・サバラス (69)ジープ特攻隊
(144) ジェームス・フランシスカス
(148) ニック・アダムス    (39)戦争嫌い
(149) ジェームス・マッカーサー
(150) デニス・ホッパー

●カラー映像とドイツ軍ユニフォーム
カラーになってからの問題点は何といってもドイツ軍の服装で、いろんな雑誌でも指摘されていたとおり、米軍や英軍と同じオリーブ・ドラブやカーキ色などです。全部そうかと思うとグレーの軍服も混じってたりしていかにもその場で適当に仕立てたのが見え見えでした。ところでその後増えだした戦争映画を見ると、かなりB級映画でもドイツ兵はちゃんとグレーの服を着ていることが多いのですが、テレビドラマでは予算的にまだまだ無理だったのか。

●その他の瑣末なこと

・ヘンリー少尉の上着変更。

・戦車の登場は(128)長い苦しい道 のみ。

・ハーフトラックは数回登場。回転銃座付タイプは減っている。車体左右及び後部の上辺が少しえぐれているタイプが登場したが、これまで見たことなかったので少し驚いた。最近マックイーン主演の「突撃隊」を見直したら、冒頭で横切るハーフトラックがこれだった。

・6ポンド砲(米軍呼称M1)が2回登場。(128)長い苦しい道、(134)銃口の前で

・ドイツ軍戦闘機役で米軍のP-51登場。ちゃんとドイツ軍風に塗装してあった。(143)みなしご達

・K中隊長は同じジャンペル大尉だが出演は1回(130)のみ、俳優はジョン・ハドソンに替わった。

・英軍は3回登場。(145)恥知らず、(135)7日間の休暇、(148)怪しい兵隊。

・カラーになったため実写フィルムの使用が減ったような気がするが、使用する時はうまく着色している。
シーゲル曹長 | NoCut第5シーズン | 17:44 | comments(0) | - | - | - |
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