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第1シーズンをふりかえる−3

ノー・カット(NC)輸入版DVDで見る 第1シーズン〜使用武器と登場メカについて

 <使用武器について>
○サブマシンガン M1928A1 (開発者トンプソン将軍の名をとって愛称はトミーガン)
サンダースのトレードマークともいえるサブマシンガン。これを私はM1トンプソンと呼んでいたが間違い!正式名称は、M1928A1。銃身の先端がでかく、射撃時にガスを上に噴出す溝が掘られていて、銃身には放熱フィンがある。チャージングハンドルが銃本体の上部についていて、射程距離が短いのに複雑なリアサイト(横から見ると台形)がついているなどの特徴がある。
これに対しM1A1サブマシンガンは大量生産に合わせ大幅に簡略化されたモデル。銃身先端は小さく、放熱フィンも省略。チャージングハンドルは本体右側面に。リアサイトも固定式のシンプルなものになった。このモデルは映画「プライベートライアン」でトム・ハンクスが使用していてすぐに見分けがつくので、知らなかった人はこの機会にぜひ確認を。
ただこれ以外にも細部が微妙に違うモデルも存在する。またサンダースが使用するのは撮影用のダミー(射撃できず軽く作ってある)の可能性もあるのでさらに違う箇所があるかもしれない。

もともとは戦車兵などの近接防御用に採用されたもので、コンバットでは(3)で戦車長のディン軍曹が使用していたのは正しい。また写真集などを調べると、イギリス軍でもかなり使用していたことがわかるが、スタッフはサンダースのトレードマークとすべくその後は誰にも使用させないことに決めたのだろう。

○BAR(ブローニング・オートマチック・ライフル)
鉄の男カービーのトレードマークともいえる銃だが、第1シーズンではカービー以外の使用がけっこうあった。本来は一個分隊に一人が担当だが、コンバットでは分隊員の人数がいつも定数(12人)よりかなり少ないしBARの使用そのものがないこともあり、あまりこだわっても仕方ない。一応回を追って使用者をみてみると…
ピエール(テオ):(1)上陸時に海岸の戦闘で戦死。
ファーガスン:(7)はじめの方の戦闘で使用しているが戦死する。
グレディ:(13)冒頭で戦死するが、それまでBAR担当だったという設定。
デラニー:(13)補充兵として登場。戦死したグレディの後BAR担当に。
ベイカー:(13)ラストに補充兵として登場。戦死したデラニーの後としてBAR担当に。
         ただしベイカーはその後の出演ではBARを使用しない。
カービー:(20)カービー5回目の出演で初めて装備。しかしこの後またM-1ガーラント
      ライフル使用もある。
その後カービーに定着してずっと続くが、第5シーズンでは(カービーが出演しない時に)マッコールの使用があった。
カービーのBAR射撃スタイルは実にかっこいいが、よく見るとあれでは弾道が定まらず命中率は最低のはず。でもかっこいい。あの撃ち方は誰が考えたのだろうか。シリーズ撮影開始前にレギュラーメンバーは基礎的な軍事訓練を受けたらしいが、カービーは途中から出演なので受けていないだろう。それがよかったのかな。

○M-1カービン
ヘンリー少尉が使用。ライフル弾とピストル弾の中間的な弾丸を使用し小型軽量に設計され、将校や後方部隊の兵士が主に使用した。コンバットではサンダースたちが護衛することになった砲兵観測班だとか、替わりに着任した小隊長、別の隊の分隊長などの使用が多い。

○その他の武器について
・ルイス銃:アメリカ人が設計した軽機関銃だが、主にイギリス軍が第1次大戦から使用。(1)でレジスタンスが保有していたものとして登場。
・グレネードランチャーの使用:(1)ブラドック、(22)カービー(グレネード弾とスモーク弾)

 <登場メカについて>
・ジープをはじめとする車両は、戦後もアメリカ軍が使っていたものが多数登場して楽しめた。
WC51 兵数名を乗せる小型トラック。幌をつけずオープンでの使用が多い。
WC54 救急車として使用。 
WC56 ドイツ軍の指揮官用として多用。ほぼオープン。ドアを取り付け改造しているものもある。
Wikipediaで“Dodge WC series”を調べるとコンバットで登場するこれらの車輌が写真で確認できます。
 
・戦車の使用が多かったのも第1シーズンの特徴。全32話の内11回も登場している。
 M41がほとんどで、ドイツ軍としての使用が半分以上。(1)(6)のみM48が使用された。
・M3ハーフトラック登場:(13)(18)(26)(30)(31)(32)
 同じく米独両軍で使用。そのうち回転銃座付(独軍のみ)は(31)(32)

この回転銃座がついたタイプは謎のひとつで、さまざまな写真集や画像を探しましたが見つかりません。唯一映画「鷲は舞い降りた」の戦闘シーンで銃座がついたタイプが登場しますが、銃座の形は違っています。
一つヒントになるとしたら、搭載機銃をチェックしてみると米軍の50口径M2の場合(31)と、ドイツ軍のMG42の場合(32)があり、しかもMG42に至っては歩兵用の折りたたみ式二脚付(第2シーズン35)まで登場する。
こうなると現用米軍車両を借りてきたというのも変なので、撮影用に改造した可能性が浮上します。それにしてはできがよすぎる感じですが…。

・キューベルワーゲン登場せず。
なぜかコンバットにキューベルワーゲンが登場しない。これは単に撮影に当たって調達できなかったということで、あるもので済まそうということだと思います。戦後敗戦国ドイツの軍用車両は各地で酷使され、スクラップされたそうです。60年代後半から戦争映画ブームとなり、レプリカ(作り物)が登場し始め、ミリタリーコレクターも出始めるんですが、コンバットはちょうどその狭間に位置したのかもしれません。(第4シーズンからやっと登場します)

シーゲル曹長 | NoCut第1シーズン | 17:51 | - | - | - | - |

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