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(33)「だが明日は来る/Ambush」(待ち伏せ攻撃)2012.05.20 Sunday
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ノー・カット(NC)輸入版DVDで見る 第2シーズン12話(日本第3シーズン11話)
・お薦め度★★★ ・迫力度★★ ・感動度★★
●あらすじ
サンダース達が解放した村でお祭り騒ぎの中、一人の男が群集に撃ち殺される。彼はドイツ軍と親しくしていたというのだが、それはアメリカ軍のための情報収集活動だったことがあとで判明する。助けを求めたがかなわなかったその男の娘マリーはアメリカ軍に反感を持つが、唯一残された身内のおじまでもが瀕死の重傷を負う。マリーは偶然ドイツ軍が潜む場所を目撃、おじを助けてくれればサンダースに情報を提供すると持ちかけるが、おじも息を引き取ってしまう。いよいよ心をと閉ざすマリーをサンダースは説得し、ドイツ軍の反撃作戦をつぶすことに成功する。
●出演レギュラー:サンダース、ヘンリー、カービー、ケーリー、リトルジョン、ビリー、カーター
ゲストスター:マリサ・パバン(マリー)
●感想&コメント
・冒頭で「姿なき狙撃兵」や「小さな義勇兵」の町の解放シーンを使っている。カービーはなぜか何も持たず、装備ベルトさえしていない。
・助けを求めるマリーが最初にすがるGIにアール・パーカー。その後も分隊員として行動を共にする。
・カーター登場!
衛生兵カーターは、原語では第1シーズンの「ドク(Doc)」と同じに「ドク」と呼ばれているが、日本で独自に「カーター」と命名した。安易に本名コンラン・カーターからとったものだが大正解。なお、以前発売されたビデオ「新吹替版」では「カーター」でなく「ドク」と呼んでいる。
・カービーはBARを使用。
・ゲストの女優が最後までフランス語というのは珍しいが、リアルでよい。普通は「私、言葉わかります」って感じで英語になることが多いが、当時フランスの小さな町や村にそうそう英語がしゃべれる人間がいたとは思えないし。そこで、サンダースが女性を説教する場面では、ケーリーが耳元で同時通訳しているという設定で。なお吹き替えなのにサンダースがケーリーに向かって原語のまま「ケイジ」と呼ぶところが一箇所あり。
・マリーの父親はレジスタンスの一員ではなく、たった一人で村人にも隠してスパイ活動をしていたという設定。若干無理が感じられるが、そうであればサンダースたち末端の歩兵に連絡が行かないのも無理はない。
・自走砲登場。コンバットに自走砲が出てたとはすっかり忘れていた。アメリカ軍の戦後の最初の自走砲でM52・105ミリ砲。M41戦車の兄弟分だ。
・ドイツ兵観測班の二人のうち、すぐ倒される方にウォルト・デイビス。双眼鏡でわざと顔を隠してる?
・上からの命令をサンダースに伝えるヘンリーの態度がいつになく厳しい。サンダースの苦悩を強調するためだろうが…。なおオープニングタイトルではヘンリー→サンダースの順だが、内容はサンダース中心。
・第2シーズン一発目、戦闘シーンの迫力が明らかに増しているが、敵に向かって突進するドイツ兵など無茶なアクションも多い。
・マリーが家へ戻っていくラストシーン。人々の様子から真相が伝わっていることがわかる。
●TVあるいはオリジナルDVDのカットシーン
・マリーの父親についての真相がヘンリーから知らされるシーンのあと、(本来はCM挿入)マリーを連れ戻すために村を出発するサンダースたち。無言で見送る村の人たち。自転車でおじさんの家へ向かうマリー。同じ道を駆け足で追う一行。マリーはドイツ軍の気配を感じ茂みに隠れる。前方より4輪車(ダッジ)と自走砲が登場。指揮官が指示し、自走砲は大きくカーブを切って森へ隠れる。キャタピラのあとを枝で消す兵士たち。指揮官は観測地点の確保を命令、二人が小走りで去って行く。それを見届けたマリーはおじの家へ。燃えている家を見て叫びながら正面ドアから中へ入る。3分20秒ほどがまとめてカット。自走砲が力強く走るシーンのカットは残念。
●ドイツ兵戦死者:12名+α。アメリカ兵戦死者:3名。フランス人2名。
●出場メカ:ダッジWC56、自走砲M52、ドイツ軍で。アメリカ軍ジープ、トラック。
●実写フィルム:米軍砲兵。
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今後の予定2012.05.20 Sunday
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カットシーンをチェックするため第1シーズンから再スタートしましたが、ごらんのように本文記事内容も大幅に書きかえています。ブログに掲載の古い(カットシーンをチェックしていない)記事は載せておいても意味がないと思うので、順次削除していきます。また編集後記の記事も整理・再編集してゆく予定です。
*ノーカットで見る「第1シーズンをふりかえる−4」に「第1シーズンのベスト作品は?」を追加しました。
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第1シーズンをふりかえる−42012.05.12 Saturday
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ノー・カット(NC)輸入版DVDで見る ストーリーと軍事的内容、そして放送開始50周年!
<ストーリーを見る>
○女優の出演
コンバットのイメージ(男の世界!)に反して女性が重要な役割をもって登場するエピソードが多かったと思う。やはり舞台が戦場であってもTVドラマには女性が必要、という意識がまだまだ強かったからではないか。脇役的なものも含めると全体の5割。今後(第2シーズン〜)この比率に変化が出るか注目したい。
女性の登場するエピソード(解放シーンなどの単なるフランス市民は除く)
・フランスレジスタンス:(1)(14) ・フランス市民:(3)(5)(7)(9)(16)(22)(27)(29)
・米軍医療部隊:(12)(18)(25) ・米軍記者およびフランス市民:(26)
・修道女:(17) ・英軍:(2) ・独市民:(11) ・その他:(20)少年、(30)赤ん坊、(32)少女
単純合計で19話。
○宗教的テーマ、教会
欧米人にとって宗教(キリスト教)の存在は大きく、コンバットでもよく神父さんや教会が登場した。未知の世界(心の深遠)を垣間見て、子供心にも敬虔な気分を味わえました。(1)(2)(5)(17)
<部隊編成、戦闘場面、軍事行動を見る>
○戦況の説明、場面設定
ノルマンディに上陸してから部隊はどのように進軍して行ったかを、ナレーションや具体的地名で紹介することが重要視されていたのも第1シーズンの特徴。しかし(26)(27)の2話で冬の設定(1944年暮〜45年初頭)が見られたあと、また普通にフランス国内での戦闘になっている。実際は45年2月に米軍はドイツ国内に入る。
地名や村名の明示:(1)(2)(3)(5)(6)(11)(12)(13)(18)(22)など10話、日付の明示:(11)(28)
○装備の変化〜リアリティにおいておかしいと思われる場面
・初めの頃はどの兵も律儀に手榴弾を胸にぶら下げていたが、次第になくなった。
・ヘルメットのベルトをあごにかけていたり、ぶらぶらさせていたのが次第になくなり、ヘルメットの後に留めてすっきりさせた。
・単なる行軍やパトロール任務でライフルに銃剣をつけている:(5)(6)(8)(18)
・夜のパトロールでクリケット使用:(4)(ノルマンディ上陸作戦で空挺隊が使用した)
・通りの鉄条網除去に円筒形爆薬使用:(19)(ノルマンディ上陸作戦で上陸部隊が使用)
・軽装備でということで?全員M1カービン使用:(7)
・ドイツ降下猟兵による空挺降下:(22)
・挿入される実写フィルム:強力すぎ古すぎるドイツ空軍。同じくドイツ戦車部隊。なぜか米軍参戦前の映像が多い。
○重要なやられ役俳優
・ポール・ブッシュとウォルト・デイビス
やられ役ドイツ兵としておなじみの二人だが、第1シーズンの出演は割と少なかった。
ところで私はこの年になるまで不覚にも映画「ニュールンベルグ裁判(1961)」を見落としていたのですが、なんとポール・ブッシュが出演してます!シュミットというドイツ人運転手役で。出番少ないがセリフもちゃんとあります。ついでにこの映画には、(9)「戦火のかげに」に伯爵役で出演したベン・ライトがドイツ人召使役で出ています。
・アール・パーカー:ヴィック・モローのスタントマンとしてアクションをこなしながら、ドイツ兵のやられ役を多数こなす。アメリカ兵役も多く、シリーズが進むに従いセリフのある役も増えた。
○イギリス軍登場:(11)(28)<テーマ音楽をあらためて楽しむ>
第1シーズンでは2回だけオープニング音楽の違うものがありました。
(20)「小さな義勇兵」イントロが重厚、小太鼓のバランスが大きくマーチングバンド風。
(21)「生きる」フルートなど高音部が強調、全体的に繊細さ増。自分としてはこれが◎
<第1シーズンのベスト作品は?>
メルマガ発行のたびにつけた★(お薦め度/迫力度/感動度)の数を合計してみたものです。6個以上のものを挙げてみました。
★8…(19)英雄の条件 (20)小さな義勇兵 (21)生きる (23)撃てない兵隊
(31)生きて帰れない
★7…(13)勇者の機関銃 (29)姿なき狙撃兵 (30)赤ん坊と兵隊たち
★6…(5)わが心との戦い (8)3人の新入兵 (15) 一人だけ帰った (28)敵前逃亡罪
(29)姿なき狙撃兵 (32)残されたもの
どうですか?毎回あまり深く考えずに星をつけていきましたが、こうやって並べてみるとタイトルを見ただけで様々なシーンが蘇る名作ばかりが見事に揃いました。
カットシーンチェックで実に6年ぶりに第1シーズンに戻って見直したわけですが、★の増減が若干あります。(23)撃てない兵隊、(29)姿なき狙撃兵 の2話が★一つ増えています。
さらに私のベスト3は(31)生きて帰れない、(13)勇者の機関銃、(8)3人の新入兵
の3作です。
*放送開始50周年!〜子供の頃の思い出*コンバットはアメリカでは1962年10月、日本では同年11月放送開始ということで、今年は50周年なんですね。5歳の幼稚園児だった私も今月誕生日で55歳。長い付き合いになりました…(しみじみ)。
子供のころの私たちは「戦争ごっこ」と称したコンバットごっこをしていました。木の棒を銃に見立て敵の大将を倒すまで戦う…などという原始的なものではなく、ひたすらコンバットを再現するような遊びでした。もちろんリアルなモデルガンは手に入らないので、何も持たず持っているつもりで演技。私はなんといってもサンダースなので、右手でグリップを握り左手は銃身のフォアグリップに添える手つきで、撃つ時は「ダダダダダッ」と声を出します。
当時子供ながらにやられ役のドイツ兵を演じたがる渋い奴もいて、そいつらはジャングルジムとか滑り台の上に陣取り、私たちが近づくと「アメリカ〜ナ!」と叫び機関銃をぶっ放し始めます。側面から後方に回り込むのが見えていても見えないふりをし、手榴弾を放り込むと「バ〜ン」とか叫んで倒れます。そんなことを延々とあきもせず繰り返しました。
やられ役というのも楽しく、私も滑り台の途中からもんどりうって背中から地面に落ちるアクションを覚え、何度もやりました。あの頃の子供たちは、そんな荒っぽい遊びの中で怪我をしないこつを覚えていったものです。
ルールはあってもないようなものなので、たまにトラブルも生じました。ある時撃っても撃っても私が死んでくれないと泣いて抗議した友達がいまして、さすがに唖然と…泣かなくてもよかろうに。子供っておかしいですよね。
当時の私のお気に入りのセリフは「…俺にかまわず退却しろ」というもの。自分ではすっかり忘れていたんですが、中学生くらいになった時に友達から笑い話として聞かされました。
(第1シーズンをふりかえる〜おしまい)
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